借金持ちの家計簿の付け方
1年ほど前から家計簿を付けていたのですが、冠婚葬祭や家具・家電の買い替え、子供の進学などで月々の支出にバラつきがあり、せっかく家計簿をつけているのに、正確な生活費が把握できていませんでした。
そこで、家計簿の中に大分類を作り、「通常支出」「借金返済」「特別支出」に分けてみたら、月々の生活費が把握しやすくなりましたのでご紹介します。
家計簿の大枠
僕の家計簿の大枠はこんな感じです。見やすくするためサンプルでは詳細な費目は省略していますが、内容のところにはそれぞれに応じた費目を入力します。
■通常支出
食費、家賃、光熱費、こづかい等の一般的な生活費
■借金返済
住宅ローン、自動車ローン、消費者金融からの借り入れ等の返済
■特別支出
車検、家電・家具買い替え、冠婚葬祭等の一時的な支出
収入>通常支出+借金返済になってる?
何年も借金を返してきて今さらですが、この方法に変えてから、収入>通常支出+借金返済になっているか把握できるようになりました。
例えば、昨年の平均的な月では、収入36万円に対して支出が通常支出33万円+借金返済5.5万円だったので、差し引き-2.5万円でした。ということは、5.5万円の借金を返しているつもりでも、実は3万円しか返せていなかったのです。こんな初歩的な計算もしていなかった事に愕然とします。
それでも通常の支出が収入の範囲だったことが救いで、これが範囲外だった場合は、一切借金が減りません。まずは、自分の家計が、収入>通常支出になっているかを把握する。次に、収入>通常支出+借金返済になるように、節約するか収入をアップさせることが大事だと思いました。
特別支出の扱い
特別支出の扱いは非常に難しいです。冠婚葬祭等は社会人としての付き合いもありますし、なかなか節約も難しいですよね。ただ、家電・家具買い替えや車検等は、しっかりと複数社から見積もりを取ったり、手間を惜しまなければ1万円単位の節約が可能です。こういった節約をするためにも、どれくらい特別支出を使っているのかを把握する必要があり、家計簿で通常の支出と分かれて記載されていると、一目で分かるので便利だと思います。
しっかりと家計管理をされている方には当たり前の事かもしれませんが、僕が借金持ちになったのも、こういった管理が出来ていなかったからなんだろうなと思い、記事にしました。
家計簿はつけるのは面倒ですが、付け始めると節約に大きな効果があります。僕は毎日のように家計簿を眺めて、削減できるところが無いか探していますし、最近ではそれが楽しくもあります。借金持ちの方は、まず家計簿をつけて、収入>通常支出+借金返済になってるか把握することをお勧めします。
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